【徹底解説】人気の犬用シャンプー7選!洗う頻度やおすすめの洗い方
愛犬を長い間お風呂にいれてシャンプーをしてあげていないとニオイがでたり、ノミやダニがついてしまいます。今回はシャンプーのおすすめの頻度やお風呂の入れ方、人気なシャンプーについて紹介します。
2023年04月13日更新
記事の目次
[1]犬のシャンプーの頻度は?
お風呂に入れないと臭くなったり、ノミがついてしまいますが、犬にとってシャンプーは刺激の強いものです。犬用の低刺激のシャンプーを使っていたとしても月に1~2回の頻度でのシャンプーがおすすめです。犬の種類や毛の長さ、皮膚の状態によっても変わってくるので詳しく知りたいときは、動物病院で相談してみてください。
ニオイが出やすい犬は、週に1,2回シャンプーを使わずにお湯で体を洗い流すようにしましょう。それだけでも十分汚れが落ちてニオイの発生が抑えられるはずです。
[2]いつから犬にシャンプーをすべき?
子犬にいつからシャンプーをするべきかの判断は難しいです。おすすめの時期としては生後2ヵ月ころに受けるワクチン接種日から、約1~2週間です。はじめは少しずつ水やシャワーに慣らしていきましょう。
いきなりシャワーをしてしまうとトラウマになってしまいます。トラウマになるとずっとお風呂が嫌いになったりするので気を付けましょう。
[3]犬に人間用のシャンプーを使っても大丈夫?
結論から言うと本来は犬に人間用のシャンプーを使うべきではありません。犬には犬のシャンプーを使うべきです。最大の理由は、犬と人では皮膚の違いがあるからです。
犬は弱アルカリ性、人間の肌は弱酸性の皮膚になっているためシャンプーに含まれている成分が全く違います。多くの動物病院が、犬には人間用のシャンプーを使うべきではないとしています。
[4]犬用シャンプーの選ぶポイント
たくさんの種類がある犬用のシャンプーの中から自分の愛犬にあったシャンプーを選ぶポイントを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
低刺激なもの
犬の肌は意外と敏感で、特に子犬や皮膚病の犬は皮膚が敏感になっています。犬用のシャンプーの中でも特に刺激の少ないものを選んでおいてあげるといいでしょう。
自然由来の成分である
シャンプーの成分でも様々なものがあります。最近では自然由来の成分にこだわったものや、植物由来の成分にこだわったものなどが販売されています。他の製品よりはすこし値段が上がるものが多いですが、その分安心して使うことができます。
乾燥用か皮脂用か
犬用のシャンプーは基本的に乾燥用か皮脂用のどちらかに分けられています。犬種によって乾燥しやすかったり、皮脂が多かったりします。実際に使ってあげるワンちゃんに合わせて選んであげてください。
小型犬や室内犬だとエアコンや暖房の影響で皮膚が乾燥しやすくなっています。皮膚表面に白い粉が出ていたり、毛がパサついている場合は乾燥用のシャンプーを使ってあげて下てください。
シーズーやコッカー・スパニエル、ラブラドール、柴犬などは、皮膚の脂分が多くて皮膚トラブルになりやすいです。そのため皮脂をしっかりおとすために皮脂用のシャンプーを使ってあげてください。
[5]人気の犬用シャンプー7選
簡単に犬用のシャンプーといっても、低刺激のものやオーガニックなものなど様々な種類があります。今回はその中でも特におすすめのものを7つご紹介します。ぜひためしてみてあげてください。
ノルバサン シャンプー
低刺激でありながら高い殺菌・消臭効果があるシャンプーです。細菌の繁殖も抑えてくれ、皮膚や毛をしっかりと守ってくれます。低刺激なシャンプーなので皮膚が弱い皮膚疾患の犬や子犬にも安心して使うことができます。値段は少し高価ですが、品質は獣医師も認めています。
ティーツリーシャンプー
「日常で使うものだから、より安心・安全なケアアイテムで」というコンセプトをもとに材料からこだわって、経験豊富なペットオーナーさんと共同で作られたシャンプーになります。
材料はオーストラリア産で高い抗菌力をもつ無農薬植物オイル「ティーツリー」をベースにして、消炎と消毒効果のある「ユーカリ」や防臭や消臭効果、防虫効果がある「シトロネア」などが厳選され、配合されています。
しっかりとした洗浄力は勿論のこと、泡切れや水切れが良いので、シャンプーが苦手な犬にもおすすめです。
クイック&リッチ トリートメントインシャンプー リフレッシュサボン
植物由来の洗浄成分をしようした低刺激シャンプーです。なめらかで柔らかい泡がしっかりとニオイや汚れを落としてくれます。泡切れもよく、洗い残しの心配もありません。
一緒に配合されているトリートメントも速乾性があるため、タオルドライの水キレが良いのも特徴です。ドライヤーでの乾かす時間が大幅に軽減されます。
ユニバーサルメディケートシャンプー
このシャンプーも低刺激で、皮膚に優しくアレルギー体質の犬にも使うことができます。リンスなしでも充分愛犬の毛並みがサラサラになります。
そしてこのシャンプーの一番のおすすめポイントはその香りにになります。とてもいい香りで病みつきになること間違いなしです。
ミラクルゼネラルシャンプー
トリマーさんも愛用するシャンプーです。泡立ちもよく、香りもよく、汚れ落ちもよくておすすめなシャンプーになります。値段も安くてコストパフォーマンスもいいので1度試してみてはいかがですか?
薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー
ダニやノミの駆除・予防薬の「マイフリーガード」のフジタ製薬から販売されているシャンプーになります。洗浄力だけではなく、殺菌消臭効果もあり長い時間効果も保つことができます。
毒性も低く、低刺激で安全性も高いので皮膚の弱い犬んにもおすすめです。かゆみやフケなどの原因の細菌にも効果がある薬用シャンプーでお値段んもお手頃です。
ジョイペット 薬用スキンケアリンスインシャンプー
犬の皮膚や毛に潜む細菌を殺菌して、皮膚トラブルの予防までしてくれる薬用シャンプーになります。汚れを落とすだけではなく、毛並みまで整えてくれます。香りは控えめですが、犬が気しづらいニオイなので、嫌がらずにお風呂に入ってくれやすいです。このシャンプーも低刺激で色々な犬に使いやすくなっています。
[6]犬のシャンプーの仕方や上手な顔の洗い方は?
犬のシャンプーで大切な事は事前準備になります。事前準備をしておけば、ワンちゃんの負担が小さくなりお風呂が嫌いになることも少なくなります。
準備するもの
ワンちゃんをお風呂に入れる際に準備しておいてほしいものは以下の物になります。バスタブは大型犬になれば人用のバスタブでも大丈夫です。
・バスタブ(洗う犬のサイズにあったもの)
・スリッカーブラシ(毛をとくブラシ)
・乾燥用のタオル
・ドライヤー
・ティッシュペーパー
・手袋
お風呂までにしておくこと
シャワーをする前にブラッシングをしておきましょう。抜け毛が減ることで、排水溝が詰まることも無くなります。また、毛玉があると水を吸って悪化することがあるので先に取り除いておきましょう。
お湯の温度
シャワーの温度については、37〜38度がおすすめです。犬は全身が毛でおおわれているため、人間のようにすぐに体温を調節ができません。そのため、熱いシャワーをかけてしまうと体温が過度に上がり、犬の体力を奪ってしまいます。 また、水温が冷たすぎても風邪を引いてしまう原因になります。自分で触って「ぬるいな」って思うぐらいの温度でシャンプーをしてあげてください。
洗い方の手順
1.全身を濡らす
シャワーヘッドを優しく押し当てるようにして「おしり→後肢→背中→胸→前肢→顔」の順にお湯をかけていきます。最後の顔は水圧を弱めて、水が鼻に入らないように鼻先を上に向けた状態で顔を濡らしてください。
顔に水がかかるのが嫌がる場合はスポンジやガーゼなどで少しずつ濡らしてあげてください。全身をしっかり濡らすことで毛穴を開き、汚れを浮き出させます。
2.前肢か後肢から洗う
肢の付け根あたりで泡をたててから洗います。1本、1本の肢を握りこむように丁寧に洗ってください。肉球には汚れがたまりやすいのでしっかり洗いましょう。
3.おしりから頭に向かって洗う
少しでも頭が濡れている時間が減るようにおしりから洗っていきます。シャンプーをしっかりと手で泡立てておくと洗うのが楽になります。
肛門絞りをするときは手袋をすると汚れないのでおすすめです。初めてだと肛門絞りは難しいので少しでも無理思ったら、動物病院でやってもらってください。
4.流すときは頭から流す
少しでも顔に泡がついている時間を短くするために、顔から流していきます。流すときは流し残しがないように、しっかりと流していってください。
流し残しがあると皮膚病の原因になったりするので注意してください。
5.リンスをすすぐ
あらかじめ薄めて準備をしておいたリンスを全身にかけます。リンスをゆっくりかけながら手で毛になじませてあげましょう。リンスも流し残してしますと皮膚病の原因になります。そのためヌルヌルしないかを確認しながらリンスをしっかり流してください。皮膚にもリンスやシャンプーが残らないように、シャワーヘッドを押し付けるように流すとしっかり流すことができます。
[7]犬のシャンプー後の上手なタオルドライの方法は?
犬にとっても長時間のじっとしているのも、ドライヤーの音もストレスになります。少しでも効率よく乾かすためにタオルドライをしっかりしてあげてください。タオルドライの前にも毛を、手で絞ってあげるとより早く乾かすことができます。
まずはタオルドライをする
タオルを何枚か使って絞るように拭いてあげてください。拭くときは毛の根元から絞るように拭くと拭きやすいです。またタオルは普通のバスタオルでもいいですが、スイムタオルなど吸収力がいい特別なタオルを使うと時間短縮ができるのでおすすめです。
仕上げはドライヤーで仕上げる
ドライヤーで乾かすときはスリッカーブラシを使うようにするとより効率的に乾かすことができます。スリッカーブラシを使うと毛のもつれも防ぐことができます。またドライヤーで乾かすときは、毛の根元など湿っているところがないかを手で確認しながらしてください。ドライヤーの温風が熱くなりすぎないように、ドライヤーは離して使ってあげてください。乾きづらい場所は、お腹や内股、毛の根元などになります。最後に必ず確認してあげてください。
[8]愛犬にピッタリのシャンプーでペット臭ともさよなら
シャンプーの仕方やおすすめのシャンプーを紹介してきましたがいかがでしたか?愛犬の種類によって洗い方もシャンプーも一番良いシャンプーが変わってくるので参考にしてみてください。いいシャンプーを上手に使って、いい香りで楽しい愛犬生活を送りましょう。
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